日本歴史地名大系 「石伏村」の解説 石伏村いしぶしむら 福島県:南会津郡只見町石伏村[現在地名]只見町石伏黒沢(くろさわ)村の南西、只見川沿いにあり、北は只見村。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「石伏 九十六石六斗二升」とある。慶長二年(一五九七)の藤三郎倉入在々高物成帳(福島県史)でも同高で、免二ツ半。黒谷組に属する。宝永八年(一七一一)の本田新田諸役書上(同書)によると本田七七石余のほか石伏新田三七石余、宮淵(みやぶち)新田・一ツはし新田八石余となっており、小物成として糠藁役・綿役・布役・鳥黐役などが課されていた。正徳六年(一七一六)の指出帳(同書)によれば高はほぼ同じで、本田分の反別は田二町二反余・畑八町九反余、新田分の反別田三町七反余・畑一町九反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by