デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川利政」の解説 石川利政 いしかわ-としまさ ?-1868 幕末の武士。幕臣。慶応2年目付となり,箱館奉行小出秀実(ひでみ)にしたがってロシアにいき樺太(からふと)(サハリン)の国境画定交渉にあたる。のち,その経緯を「魯行一件書類」にまとめる。帰国後外国奉行,4年江戸町奉行となる。同年5月幕府の脱走兵と内通した疑いで新政府軍に屋敷をかこまれ自殺。通称は謙三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例