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石川大浪 いしかわ たいろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

石川大浪 いしかわ-たいろう

1765-1818* 江戸時代中期-後期の画家。
明和2年11月8日生まれ。幕臣。蘭学者とまじわり,洋風画で名をあらわす。大槻玄沢(おおつき-げんたく)らの蘭医書に挿絵をかき,西洋画の模写や「杉田玄白像」「ヒポクラテス像」などで知られる。文化14年12月23日死去。53歳(一説に56歳とも)。名は乗加(のりまさ)。通称は七左衛門。別号に薫松軒。蘭名はターヘルベルグ。

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朝日日本歴史人物事典の解説

石川大浪

没年:文化14(1817)
生年:明和2(1765)
江戸後期の洋風画家。旗本で大御番組頭を勤める。名を乗加,通称甲吉,のち七左衛門。大浪は号で,別号に董松軒,董窓軒。絵は狩野派から始めたが,杉田玄白,前野良沢,大槻玄沢らと交わり,寛政年間(1789~1801)には蘭学者としても知られ,この間に舶来洋書の挿絵や銅版画を写し西洋画法を研究した。オランダ人画家ウィレム・ファン・ロイエンの油彩の静物画を弟孟高と共に模写した作品には,寛政8(1796)年の大槻玄沢の賛がある。油絵の遺作はなく,墨画か淡彩画による洋風画で,「西洋婦人図」「天地創造図」などがある。

(三輪英夫)

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