西洋画(読み)セイヨウガ

デジタル大辞泉 「西洋画」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐が〔セイヤウグワ〕【西洋画】

洋画1」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「西洋画」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐がセイヤウグヮ【西洋画】

  1. 〘 名詞 〙 西洋で発達した描画材料・技法によって描かれた絵画。油彩画、水彩画パステル画鉛筆画ペン画銅版画など。「日本画」に対する概念として用いられ、特に油彩画だけをさして用いられることもある。洋画。西画。
    1. [初出の実例]「理髪床にある西洋画」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「西洋画」の解説

西洋画
せいようが

南蛮人渡来以後の西洋風の画
鎖国以後は平賀源内に始まり,司馬江漢亜欧堂田善らは銅版画にも技をふるった。明治時代になって,1876年工部美術学校が設立されてから発達し,'89年明治美術会が組織された。さらに'96年には東京美術学校に西洋画科が設置され,また黒田清輝らが白馬会を始めた。以後しだいに日本画をしのいで発達し,今日に至る。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android