20世紀日本人名事典 「石川登喜治」の解説
石川 登喜治
イシカワ トキジ
明治〜昭和期の冶金学者,機械学者 早稲田大学鋳物研究所所長。
- 生年
- 明治12(1879)年6月30日
- 没年
- 昭和39(1964)年6月23日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学工科大学機械工学科〔明治37年〕卒
- 学位〔年〕
- 工学博士
- 主な受賞名〔年〕
- 帝国学士院賞〔大正8年〕
- 経歴
- 明治37年海軍に入り造船中技士官、佐世保海軍工廠造機部副部員、大正4〜6年造船監督官としてイギリス出張の後、呉海軍工廠造機部員、8年マンガン青銅その他の合金についての研究で学士院賞受賞。9年工学博士。同年欧米へ出張、11〜12年造船、造兵監督官として欧米出張、13年広海軍工廠造機部長、昭和2年海軍技術研究所研究部長兼艦政本部技術会議員、5年海軍造機中将を歴任し、予備役。6年住友金属顧問、7年日本鋳造協会会長、12年早稲田大学教授、同鋳物研究所長、22年旭製鋼所顧問、会長を務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報