日本歴史地名大系 「石戸宿村」の解説 石戸宿村いしとしゆくむら 埼玉県:北本市石戸宿村[現在地名]北本市石戸宿一―八丁目高尾(たかお)村・荒井(あらい)村の南、荒川東岸にある。西は荒川を挟んで鳥羽井(とばい)新田村・松永(まつなが)村(現川島町)、南は川田谷(かわたや)村(現桶川市)。男衾(おぶすま)郡西(にし)ノ入(いり)村(現寄居町)の婆羅門(ばらもん)社旧蔵の応永一五年(一四〇八)一二月二日の懸仏銘(風土記稿)などにみえる石戸郷の遺称地。天正一八年(一五九〇)徳川家康から牧野康成に宛行われた石戸領五千石の中心で、同年九月七日の伊奈忠次知行書立(「牧野系譜」京都府舞鶴市立西図書館蔵)には「石戸八幡原、そうしき」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by