改訂新版 世界大百科事典 「牧野康成」の意味・わかりやすい解説
牧野康成 (まきのやすなり)
生没年:1555-1609(弘治1-慶長14)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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(小和田哲男)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
…東三河の国人領主。戦国末期に松平氏の家臣となり,近世には一族の各家は将軍家の門閥譜代家臣として大名や上級旗本となる。出自は紀氏で,武内宿禰の後胤阿波民部丞成能,田内左衛門尉成直親子が阿波守に任じて以来,子孫相うけて讃岐国に住んでいたが,田内左衛門成富が応永年中(1394‐1428)細川氏に従って三河国に移り,宝飯(ほい)郡牧野村(現,愛知県豊川市)に住んでから牧野を称したという。戦国期には氏勝家と定成(さだしげ)家の2流があった。…
…新潟県中部,三島(さんとう)郡の町。人口7484(1995)。越後平野南西部,信濃川西岸にあり,西部は東頸城(ひがしくびき)丘陵の北東端が占める。近世は信濃川舟運(長岡船道(ふなどう))の重要な河港であり,越後屈指の豪商を輩出した。1879年には三島郡役所が置かれ,郡の中心となったが,鉄道網が整備されるにしたがい河川交通は衰えた。産業は,農業よりも商工業の比重が高く,なかでも戦国期の刀鍛冶の流れをくみ近世中期に始められた与板刃物は,特産として知られる。…
※「牧野康成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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