石枠(読み)いしわく

精選版 日本国語大辞典 「石枠」の意味・読み・例文・類語

いし‐わく【石枠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木材鉄筋コンクリート鋼材などで側壁と底とを有する枠を作り、中に粗石を詰め込んだもの。橋梁基礎防波堤基礎工事に用いられる。
  3. 護岸や水流制御などのために設ける石を詰めた竹かごの類。
    1. [初出の実例]「其身が袖にいるる石(いしワク)西鶴〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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