精選版 日本国語大辞典 「石榴科」の意味・読み・例文・類語 ざくろ‐か‥クヮ【石榴科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。一属二種あり、ヨーロッパ東南部からヒマラヤなどに自生する。低木で時にとげを持ち、葉は対生またはほぼ対生し、托葉はない。花は両性。一個が頂生するか数個が束生し、放射相称、萼は基部が合着し萼筒をなし、先端は五~八裂する。五~八枚の花弁は互状に配列し、雄しべは多数。子房下位で多室。各室に多数の卵子がある。果実は液果様で、成長した榴筒に被われている。種子をくるむ多肉質の部分は外種皮で、これを食べる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例