石榴科(読み)ざくろか

精選版 日本国語大辞典 「石榴科」の意味・読み・例文・類語

ざくろ‐か‥クヮ【石榴科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。一属二種あり、ヨーロッパ東南部からヒマラヤなどに自生する。低木で時にとげを持ち、葉は対生またはほぼ対生し、托葉はない。花は両性。一個が頂生するか数個が束生し、放射相称、萼は基部が合着し萼筒をなし、先端は五~八裂する。五~八枚の花弁は互状に配列し、雄しべは多数。子房下位で多室。各室に多数の卵子がある。果実は液果様で、成長した榴筒に被われている。種子をくるむ多肉質の部分は外種皮で、これを食べる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android