日本歴史地名大系 「石浦神社」の解説 石浦神社いしうらじんじや 石川県:金沢市金沢城下第二連区安房殿町石浦神社[現在地名]金沢市本多町三丁目広坂(ひろさか)通に面して鎮座。旧県社。祭神は大物主神・大山咋命・天照大神・菊理媛神・天児屋根命・市杵島姫命および誉田別命で、誉田別命は明治四一年(一九〇八)に合併した法島(ほうしま)八幡社の祭神。かつては下石浦村にあったが、天正八年(一五八〇)兵火のため焼失、慶長六年(一六〇一)石浦村の石浦砦跡に再興、同七年小立野(こだつの)台下に移ったと伝え、現在地には明治一二年に遷座。社伝によれば天平一一年(七三九)の創建で、「延喜式」神名帳に登載されている加賀郡三輪(みわ)神社は当社であるという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by