石見銀山鼠取薬(読み)いわみぎんざんねずみとりぐすり

精選版 日本国語大辞典 「石見銀山鼠取薬」の意味・読み・例文・類語

いわみぎんざん‐ねずみとりぐすりいはみギンザン‥【石見銀山鼠取薬】

  1. 〘 名詞 〙 石見銀山島根県)で副産物として産出する砒石(ひせき)で作った殺鼠剤(さっそざい)近世盛んに用いられ、明治時代まで続いた。石見銀山。
    1. [初出の実例]「岩見銀山鼠とり薬でも食(くら)ったらう」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android