デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石野氏利」の解説 石野氏利 いしの-うじとし 1621-1693 江戸時代前期の槍術(そうじゅつ)家。元和(げんな)7年生まれ。樫原(かしはら)五郎左衛門,衣笠(きぬがさ)七兵衛にまなぶ。紀伊和歌山藩につかえ,兼与(けんにょ)流の水島言之(ときゆき)に師事。槍術の奥義を会得し,藩主徳川頼宣(よりのぶ)より離相流の流名と伝一の名をさずけられ,同流は藩の流儀とされた。元禄(げんろく)6年11月17日死去。73歳。初名は一蔵。通称は弥平兵衛。名は久範とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例