砂井新田
いさごいしんでん
[現在地名]総和町砂井新田
上砂井村北方に所在。東を釈迦沼、西を大山沼(ともに現在は水田)に挟まれ、南北に細長い。大山沼に臨む台地に古墳時代の新開遺跡がある。元禄(一六八八―一七〇四)以前に上砂井村から分出した新田村。天保九年(一八三八)の葛飾郡五拾四ケ村組合諸商渡世向取調書上帳(松本好司文書)には、「一高拾九石四斗四升三合 外高百拾五石九升九合 無地高損毛高前々より川々御国役金御免除被仰付来候」とあり、村高合計一三四・五四二石。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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