砌下(読み)セイカ

デジタル大辞泉 「砌下」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【×砌下】

《「ぜいか」とも》
軒下に、雨だれを受けるために敷いた石だたみ。
手紙脇付わきづけに用いる語。お手もと

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精選版 日本国語大辞典 「砌下」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【砌下】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぜいか」とも )
  2. 雨だれが落ちる軒下で、石などを敷いた所。きざはしのもと。
    1. [初出の実例]「往年参安楽寺聖廟、望砌下梅花、紅艷香気差勝衆花」(出典:経信集(1097頃))
    2. [その他の文献]〔白居易‐冬至夜詩〕
  3. 手紙の、宛名に添えて書く脇づけの語。おてもと。

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普及版 字通 「砌下」の読み・字形・画数・意味

【砌下】せいか

階の下の甃(いしだたみ)を敷いたところ。唐・白居易〔冬至の夜〕詩 心(冷たさ)は、爐中の火にばず 鬢白髪)は、砌下の霜よりも多し

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