研究指導(読み)けんきゅうしどう

大学事典 「研究指導」の解説

研究指導
けんきゅうしどう

日本における研究指導とは,大学院設置基準が定める,授業科目の授業と並ぶ大学院の教育方法の一つであり,「学位論文の作成等に対する指導」を指す。必要な研究指導を受けることが,大学院の課程を修了するための要件の一つである。大学院担当教員のうち高度の(修士課程の場合),またはきわめて高度の(博士課程の場合)教育研究上の指導能力があると認められる者が研究指導を担当する。これを研究指導教員(日本)と呼ぶ。研究指導教員の認定は,大学院設置審査を受ける新設または改組される研究科,専攻の場合は大学設置・学校法人審議会が,すでに課程として完成している場合は研究科や大学が行う。大学設置・学校法人審議会が認定する研究指導教員を,「Mマル合(日本)」(※○の中に合の字)「Dマル合(日本)」などと呼ぶ慣行がある。また,研究指導の補助をする教員を研究指導補助教員(日本)と呼ぶ。大学院の課程は,分野別に定められた研究指導教員数,研究指導補助教員を含む総数を上回る教員を確保することが必要である。
著者: 小林信一

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む