破鏡尼(読み)はきょうに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「破鏡尼」の解説

破鏡尼 はきょうに

?-? 江戸時代前期-中期の女性。
和泉(いずみ)(大阪府)岸和田藩士の娘。近江(おうみ)(滋賀県)膳所(ぜぜ)藩中老職菅沼曲翠(きょくすい)の妻。享保(きょうほう)2年(1717)夫が不正をはたらいた藩士を殺害して自刃(じじん),一家は断絶し尼となる。夫とともに蕉門(しょうもん)の俳人で,和歌もよくした。また筑紫(つくし)琴の名手として知られ,破鏡流を創始したという。名は節。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む