破顔微笑(読み)はがんみしょう

大辞林 第三版の解説

はがんみしょう【破顔微笑】

( 名 ) スル
〘仏〙 〔心に悟るところがあってにっこり笑う意〕 「拈華微笑ねんげみしよう」に同じ。 「爰ここに摩訶迦葉まかかしよう一人-して、拈花ねんげ瞬目の妙旨を心を以て心に伝へたり/太平記 24

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精選版 日本国語大辞典の解説

はがん‐みしょう ‥ミセウ【破顔微笑】

〘名〙 仏語。仏が大衆に説法していたとき、捧げられた華を手にして拈(ねん)じたところ、大衆はその意を解さなかったが、摩訶迦葉だけはその意を解し顔をやわらげてほほえんだという故事。→拈華(ねんげ)微笑
※正法眼蔵(1231‐53)仏道「唯迦葉尊者破顔微笑」 〔五燈会元‐一〕

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