精選版 日本国語大辞典 「破顔微笑」の意味・読み・例文・類語 はがん‐みしょう‥ミセウ【破顔微笑】 〘 名詞 〙 仏語。仏が大衆に説法していたとき、捧げられた華を手にして拈(ねん)じたところ、大衆はその意を解さなかったが、摩訶迦葉だけはその意を解し顔をやわらげてほほえんだという故事。→拈華(ねんげ)微笑。[初出の実例]「唯迦葉尊者破顔微笑」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏道)[その他の文献]〔五燈会元‐一〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例