硬式飛行船(読み)コウシキヒコウセン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「硬式飛行船」の意味・読み・例文・類語

こうしき‐ひこうせんカウシキヒカウセン【硬式飛行船】

  1. 〘 名詞 〙 飛行船のうち金属や木材で骨格を作り、その中へガス袋を入れたもの。代表的なものにツェッペリン飛行船がある。現在はガス袋だけの軟式飛行船主流

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の硬式飛行船の言及

【飛行船】より

… しかしながらこのような軟式飛行船では船体の形状の維持の問題から大型化には限界があり,そこで,船と同様に船体の下に竜骨(キール)をもつ飛行船も作られた。これを半硬式飛行船といい,とくにイタリアにおいて発達し,アムンゼンが北極探検(1926)に用いたノルゲ号もこの形式であった。 これらに対して,縦通材と肋材の骨組みで船体の骨格を構成し,これに外皮を張るとともにその内部にガス袋を収納して外形を保持する構造の飛行船を硬式飛行船という。…

※「硬式飛行船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む