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磁性半導体 じせいはんどうたいmagnetic semiconductor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁性半導体
じせいはんどうたい
magnetic semiconductor

強磁性体でありながら電気的・光学的に半導体的な性質を併せ持つ物質。 CdCr2Se4 や HgCr2Se4 のようなカルコゲナイドスピネル化合物や,岩塩構造の希土類カルコゲナイド化合物などが代表的な磁性半導体である。カルコゲン化合物は,イオン結晶的な酸化物に比べ共有結合性に富んでいるので半導体的性質を示しやすい。これらの化合物の中には,キュリー点付近で導電率が大きく変化したり,光吸収端の温度依存性・磁場依存性に異常を示すものが多い。

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デジタル大辞泉の解説

じせい‐はんどうたい〔‐ハンダウタイ〕【磁性半導体】

強磁性と半導体の両方の性質をもち、それらが強い相関をもつ物質の総称。スピントロニクスの材料として用いられる。

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大辞林 第三版の解説

じせいはんどうたい【磁性半導体】

強磁性と半導体性を同時に示す物質。磁性によって半導体としての性質が変化する。

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