磐余稚桜宮(読み)いわれのわかざくらのみや

精選版 日本国語大辞典 「磐余稚桜宮」の意味・読み・例文・類語

いわれのわかざくら‐の‐みやいはれのわかざくら‥【磐余稚桜宮】

  1. 神功皇后摂政のときの都。履中天皇皇居。「日本書紀」によれば、神功皇后摂政の六九年ここで崩御、履中天皇の元年復都、同六年廃都。奈良県桜井市池之内付近、または同市谷付近にあったといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「磐余稚桜宮」の解説

磐余稚桜宮
いわれのわかざくらのみや

「日本書紀」に神功皇后磐余若桜いわれのわかざくら宮・履中天皇磐余稚桜宮がみえ、「延喜式」神名帳の城上しきのかみ郡にみえる若桜神社との関係が注目される。現大字たにに若桜神社、大字池之内いけのうち稚桜神社鎮座

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android