磨き立てる(読み)ミガキタテル

デジタル大辞泉 「磨き立てる」の意味・読み・例文・類語

みがき‐た・てる【磨き立てる】

[動タ下一][文]みがきた・つ[タ下二]
念を入れて磨く。「―・てた床」
美しく身なりをよそおう。「―・てて外出する」
[類語]磨く研ぐ研磨磨き上げる磨きをかける磨きがかかる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「磨き立てる」の意味・読み・例文・類語

みがき‐た・てる【磨立】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みがきた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙
  2. たんねんに磨く。しきりに磨く。一層磨きこむ。転じて、一段とすぐれたものにする。さらに立派にする。
    1. [初出の実例]「よろづの調度を金銀瑠璃にみがきたてたる所に」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)
  3. 化粧などをして、美しく装う。
    1. [初出の実例]「乳母の、上の御前より姫君みがきたてて」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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