磯遊(読み)いそあそび

精選版 日本国語大辞典 「磯遊」の意味・読み・例文・類語

いそ‐あそび【磯遊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 磯に出て遊ぶこと。また、特に三月の節句のころ、海岸川原に遊びに行く年中行事。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「Iso(イソ) asobini(アソビニ) イヅル〈訳〉海浜休息に行く」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 下級遊女と遊興すること。いそぐるい。いそぜせり。
    1. [初出の実例]「よいかげんないそあそびしてくらさるる」(出典:浮世草子・三島暦(1691)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む