社会民主労働党[スウェーデン](読み)しゃかいみんしゅろうどうとう[スウェーデン](英語表記)Socialdemokratiska Arbetarepartiet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

社会民主労働党[スウェーデン]
しゃかいみんしゅろうどうとう[スウェーデン]
Socialdemokratiska Arbetarepartiet

スウェーデンの政党。 1876年労働組合を地盤として結成され,現在もブルーカラー労働者の 95%を組織するスウェーデン労働組合連合 LO (約 190万人) を最大の支持基盤とし,穏健な社会主義を目指す。 1932年以来 44年間,単独または連立して長期政権の座にあり,自由世界で最も進んだ社会福祉制度を実現,労働組合の参加による企業経営を推進した。 76年高負担政策への不満が特に若い世代で増加し,「右の風」が吹いたことが原因となり総選挙に敗れたが,82年選挙で政権を回復した。 86年当時の首相 O.パルメが映画鑑賞の帰途,地下鉄の入口付近で暗殺され,あとを I.カールソン首相が継いだ。 91年選挙ではヨーロッパ共同体 EC加盟を前にして再び「右の風」が吹き,政権を失った。 94年9月の総選挙では勝利を収め,左翼党 (旧共産党) ,緑の党との左派連立政権を樹立しカールソンが首相に返り咲いた。 96年3月,G.ペーション蔵相が新首相に就任。 98年9月の総選挙では議席を減らしたものの第1党の座を守り,第2次ペーション内閣が発足した。

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