社会法則(読み)しゃかいほうそく(その他表記)social law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会法則」の意味・わかりやすい解説

社会法則
しゃかいほうそく
social law

一般的には自然法則と同様,一定の限られた諸条件,限られた対象範囲内における社会事象の共通の特性をとらえ,これを抽象化し,普遍化した概念をいう。しかし,特に社会の歴史的発展を説明する社会発展の法則,すなわち歴史法則の抽象的,普遍的な概念により構成される法則を社会法則と呼ぶ場合がある。マルクス主義における「史的唯物論」がその代表的なものといえる。以上はいずれも社会に関する極端に抽象的,普遍的法則なので,個別的,具体的な社会的現実に関する法則的な把握の必要なことが M.ウェーバーにより強調され,社会的現実から遊離しない法則を立てることが説かれた。

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