社会王制(読み)しゃかいおうせい(その他表記)soziale Monarchie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会王制」の意味・わかりやすい解説

社会王制
しゃかいおうせい
soziale Monarchie

国王の権力によって社会正義の実現を企図する思想や社会体制をいう。しかし通常は経済学を倫理や正義と結合して把握しようとしたいわゆる新歴史学派の経済学者 G.シュモラーや A.ワーグナーなどによってなされた社会問題解決の方法や思想をいう。ワーグナーは租税政策による分配上の不平等の矯正を主張し,シュモラーは没落しつつある手工業者の救済,保護による社会問題の解決を主張した。両者は国家的社会政策によって社会問題を解決しようとした。

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