社内ニート(読み)しゃないにーと

知恵蔵mini 「社内ニート」の解説

社内ニート

会社に所属しているが、十分な仕事を与えられず暇を持て余している人のこと。定年間近の人に使われることが多い「窓際族」と違い、若年層に対しても使われる言葉内閣府調査によると、2012年9月現在、日本の全雇用者の8.5%にあたる最大465万人が「雇用保蔵」(必要以上の人員企業が抱えている)状態、つまり社内ニートを抱えている状態ということになる。急増の原因として、長引く景気低迷で事業が縮小し、仕事が減っても簡単に解雇できないことや、若手社員を育成する余裕がなく、放置され続けていることなどが挙げられている。

(2012-11-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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