デジタル大辞泉 「祝言能」の意味・読み・例文・類語 しゅうげん‐のう〔シウゲン‐〕【祝言能】 翁おきな付き五番立てなどの正式な能の会の最後に、五番目物のあとに演じる祝福の能。脇能の後半部分を演じるが、めでたい能が五番目物のときは付け加えない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「祝言能」の意味・読み・例文・類語 しゅうげん‐のうシウゲン‥【祝言能】 〘 名詞 〙① 祝賀のために作られた能楽の曲。たとえば、大正天皇即位時の「大典」など。② 翁付(おきなつき)で五番仕立の正式な能楽の会の最後に、めでたく終わる気持で五番目のあとで演じられる祝いの能。ただし、切能が祝言物にあたる場合は付け加えない。「猩々(しょうじょう)」「岩船」「菊慈童」などの類。祝言物。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例