神事能(読み)シンジノウ

デジタル大辞泉 「神事能」の意味・読み・例文・類語

しんじ‐のう【神事能】

《「じんじのう」とも》神社祭礼に奉納される能楽

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神事能」の意味・読み・例文・類語

しんじ‐のう【神事能】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「じんじのう」とも )
  2. 神社の祭礼に催す能楽。
    1. [初出の実例]「ある人つづみすき、ここかしこに神事のふなどあればさし出て」(出典:咄本・多和文庫本昨日は今日の物語(1614‐24頃))
  3. 能楽の種類の一つ。神霊が姿を現わし神社の縁起などを説くもの。「高砂」「鶴亀」など。脇能神事物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android