神功皇后神社(読み)じんぐうこうごうじんじや

日本歴史地名大系 「神功皇后神社」の解説

神功皇后神社
じんぐうこうごうじんじや

[現在地名]豊北町大字神田上 江尻下

土井どいはま南はずれの台地上に鎮座。東方には土井ヶ浜遺跡がある。住吉すみよし神社を一宮いちのみやというのに対し、通称二宮にのみやとよばれる。古くは神田別府かんだぺつぷ二宮神功皇后大明神とよばれ、江戸中期から神田中かんだなか村の氏神とされたが、氏子圏としては神田下かんだしも村の大川おおがわを含む。神功皇后を祀る。旧村社。

社伝では正応元年(一二八八)蒙古襲来のとき異国降伏祈願のため、長府ちようふ(現下関市)から勧請し、社殿を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android