神国寺(読み)じんこくじ

日本歴史地名大系 「神国寺」の解説

神国寺
じんこくじ

[現在地名]土浦市田村町

村の台地上にあり、銀杏・椎の大木が茂る。熊野山阿弥陀院と号し、真言宗豊山派本尊は不動明王。寺伝によれば応永七年(一四〇〇)開基。「新編常陸国誌」に「相伝フ、旧加祥、富宝ノ二寺ナリシヲ、合シテ一寺トナシ、号テ長久保教寺ト云フ、後元禄中ニ及デ、今名ニ改メタリトゾ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android