神守宿
かもりじゆく
[現在地名]津島市神守町
佐屋路の宿。万場宿(現名古屋市)へ一里半九町、佐屋宿(現海部郡佐屋町)へ一里半九町。正保四年(一六四七)万場宿・佐屋宿間の距離が長く、人馬の疲労がはなはだしく人馬が継ぎかねると岩塚(現名古屋市)・万場・佐屋の三宿から藩へ訴え出た結果、北神守・南神守二ヵ村立会いで一宿を務めることになり、宿高一千四一九石四斗八升八合と決定された(地方古義)。
本陣一軒・問屋場二ヵ所・荷付小家一ヵ所があり、大名の宿泊休憩の少ない宿である。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 