神応寺前(読み)じんのうじまえ

日本歴史地名大系 「神応寺前」の解説

神応寺前
じんのうじまえ

[現在地名]水戸市大工だいく町二丁目・元山もとやま町一丁目

向井むかい町の東側から外堀に沿って南へ元山町に至る片側町。神応寺脇じんのうじわき町とも称した。常葉ときわ村の内であるが近世中期までに形成された新町。古くは元山町の一部で、延宝五年(一六七七)禅那ぜんな(法華宗)稲木いなぎ(現常陸太田市)へ移った跡地へ、同八年神応寺(時宗)藤沢小路ふじさわこうじより移り、町名の由来となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android