日本歴史地名大系 「神末城跡」の解説 神末城跡こうずえじようあと 奈良県:宇陀郡御杖村神末村神末城跡[現在地名]御杖村大字神末菅野(すがの)川が御杖川に注ぐ川合(かわい)垣内の西南、標高六六六メートルの秋葉(あきば)山(俗称城山)山頂にある城跡。中に空堀を挟んで南北に各々細長い郭跡を残す。神末村は旧伊賀国名張(なばり)郡に属し、伊勢国司北畠氏家臣新内蔵亮が初めて築城したと伝えるが、「国民郷士記」に、新坊春興が神末に関所を固めたとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by