日本歴史地名大系 「神田佐久間町四丁目裏町」の解説 神田佐久間町四丁目裏町かんださくまちようよんちようめうらまち 東京都:千代田区旧神田区地区神田佐久間町四丁目裏町[現在地名]千代田区神田佐久間町四丁目神田佐久間町四丁目元地の北側に位置する片側町。東は同久右衛門(きゆうえもん)町一丁目蔵地、西は同久永(きゆうえい)屋敷、北は上野安中藩板倉家中屋敷と同富松(とみまつ)町元地。享保三年(一七一八)五月神田佐久間町四丁目の火除地として収公された地所のうち、同町家持の者が間口町並・裏行八間の拝借蔵地を願出て翌年奉行所より許可を得た。同五年拝借蔵地の後に五間の往還をつけ、東西の長さ田舎間五〇間余・裏行同八間の蔵地とすることを求め許可を得た。その際地面境九尺を空けて家作し焚火は禁止という条件がつけられた。同一五年四月焚火の許可と拝借蔵地後の往還五間のうち、三間の上納を願出て許可された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by