神町村
じんまちむら
[現在地名]東根市神町・板垣北通り・板垣西小路・神町中央一―二丁目・神町東一―三丁目・神町西二―六丁目・神町北一丁目
乱川扇状地扇央部、北を村山野川、南を乱川が西流する。寛政三年(一七九一)の村明細帳(県立博物館蔵)には、西の羽入村へ一五町、南の乱川村(現天童市)へ一六町、北の六田村へ一里ほどとある。宝暦六年(一七五六)の村明細帳(佐直文書)には新町村、寛政三年には新町新田、天保郷帳では新町村とあり、神町村に改まるのは天保一〇年(一八三九)である(東根町史)。万治元年(一六五八)郡山村の佐直与右衛門らが東根村の荒蕪地を開墾、同四年山形藩主松平氏の検地で高入した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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