神谷松見(読み)かみや しょうけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神谷松見」の解説

神谷松見 かみや-しょうけん

1722-1803 江戸時代中期の医師,茶人。
享保(きょうほう)7年生まれ。下総(しもうさ)古河(こが)藩(茨城県)藩主土井家に医師としてつかえる。茶道岡村宗恕(そうじょ)にまなぶ。また山崎闇斎(あんさい)派の朱子学にくわしく,米川流の香道,池坊流の華道にも長じた。享和3年1月20日死去。82歳。名は久囿。字(あざな)は公鳩。別号に宗賀,陸庵,時習軒など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android