神部根〓(読み)みわべの ねまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神部根〓」の解説

神部根〓(“門がまえ”に「牛」) みわべの-ねまろ

?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族
但馬(たじま)(兵庫県)粟鹿(あわが)大神祭祀(さいし)をつかさどる。斉明(さいめい)天皇(在位655-661)のとき百済(くだら)(朝鮮)救援戦いに,但馬の民をひきいて参加。帰国後,但馬朝来(あさご)郡の大領司に任命される。庚午年籍(こうごねんじゃく)の作成にも関与したといわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android