禅爾(読み)ぜんに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「禅爾」の解説

禅爾 ぜんに

1252-1325 鎌倉時代の僧。
建長4年生まれ。東大寺戒壇院の凝然(ぎょうねん)について真言,華厳,律をまなび,凝然の師円照より受戒し,真言院聖守(しょうしゅ)に灌頂(かんじょう)をうける。また無本覚心に師事する。戒壇院住持をへて和泉(いずみ)(大阪府)久米田(くめだ)寺にうつり,同寺の復興につくした。正中(しょうちゅう)2年1月8日死去。74歳。俗姓安倍。号は円戒房。著作に「初発心時」「随文鈔」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む