禅爾(読み)ぜんに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「禅爾」の解説

禅爾 ぜんに

1252-1325 鎌倉時代の僧。
建長4年生まれ。東大寺戒壇院の凝然(ぎょうねん)について真言,華厳,律をまなび,凝然の師円照より受戒し,真言院聖守(しょうしゅ)に灌頂(かんじょう)をうける。また無本覚心に師事する。戒壇院住持をへて和泉(いずみ)(大阪府)久米田(くめだ)寺にうつり,同寺の復興につくした。正中(しょうちゅう)2年1月8日死去。74歳。俗姓安倍。号は円戒房。著作に「初発心時」「随文鈔」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む