禍患(読み)カカン

精選版 日本国語大辞典 「禍患」の意味・読み・例文・類語

か‐かんクヮクヮン【禍患】

  1. 〘 名詞 〙 わざわい。不幸。苦難
    1. [初出の実例]「禍患に罹らずして、遂にその志を成就し」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)
    2. [その他の文献]〔哲学字彙(1881)〕〔韓非子‐解老〕

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普及版 字通 「禍患」の読み・字形・画数・意味

【禍患】かかん(くわくわん)

わざわい。〔子、大略〕禮なるは、其の表なり。先王、禮を以て天下の亂を表す。今禮を廢するは、是れ表を去るなり。故に民惑して患に陷る。此れ刑罰以なり。

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