禍敗(読み)かはい

精選版 日本国語大辞典 「禍敗」の意味・読み・例文・類語

か‐はいクヮ‥【禍敗】

  1. 〘 名詞 〙 不幸なめぐりあわせと、自分のしくじり。禍難失敗
    1. [初出の実例]「蕭何〈略〉彭越是皆高祖の忠臣なりしかども、少人の讒によって禍敗之とがをうくとも云り」(出典:屋代本平家(13C前)二)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公九年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「禍敗」の読み・字形・画数・意味

【禍敗】か(くわ)はい

わざわい。〔漢書、五行志上〕の人、其の敗の(きん)(きざし)、必ず火に始まるを(み)る。是(ここ)を以て天を知ることり。

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