禍難(読み)カナン

デジタル大辞泉 「禍難」の意味・読み・例文・類語

か‐なん〔クワ‐〕【禍難】

わざわい。災難

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精選版 日本国語大辞典 「禍難」の意味・読み・例文・類語

か‐なんクヮ‥【禍難】

  1. 〘 名詞 〙 災い。災難。難儀
    1. [初出の実例]「世間に禍難のある事は〈略〉譬ば孔雀が飲泉牛角に触て牛角につかれたが如きぞ」(出典:四河入海(17C前)一九)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公三〇年〕

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普及版 字通 「禍難」の読み・字形・画数・意味

【禍難】か(くわ)なん

災難。〔左伝、襄三十年〕國の、誰(たれ)か敝(さだ)まるを知らん。或いは彊直(きやうちよく)をとせば、乃ち生ぜざらん。姑(しばら)く吾がを爲さん。

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