福地新田(読み)ふくちしんでん

日本歴史地名大系 「福地新田」の解説

福地新田
ふくちしんでん

[現在地名]桑名市福地

現桑名市の南部にあり、大貝須おおがいす新田の南東にある。西は町屋まちや川の河口で、もとは海浜だった所を寛保元年(一七四一)に開発した低湿地。文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳には人家は記録されず、大貝須新田の項に含まれる。庄屋は大貝須新田の後藤久太夫の兼帯。天保一四年(一八四三)付近に一之いちの新田が開発されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android