日本歴史地名大系 「福富下分村」の解説 福富下分村ふくどみしもぶんむら 佐賀県:杵島郡福富町福富下分村[現在地名]福富町大字福富下分東南部は有明海に面し、六角(ろつかく)川の河口に位置する。江戸時代の中期以降に干拓によってできた。明治五年(一八七二)大小区の設定のとき初めて村として取り扱われた。当時の面積は二七二町余歩。江戸時代佐賀藩が有明海の干拓を行い、六角川河口の三角州の開発に力を入れ、この地に住(すみ)ノ江(え)港をつくった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by