福岡秀猪(読み)フクオカ ヒデイ

20世紀日本人名事典 「福岡秀猪」の解説

福岡 秀猪
フクオカ ヒデイ

明治〜昭和期の法学者,子爵



生年
明治4年9月20日(1871年)

没年
昭和7(1932)年11月27日

出生地
高知県

経歴
高知藩権大参事・福岡孝弟の二男に生まれる。明治20年米国に留学し、ローノック、ワシントン・エンド・リー、カンバーランド大学で法学を修め、エール大学に入るが一時帰国し、26年欧州に留学、ブリュッセル大学で政治学行政学を専攻する。33年東京外国語学校教授となり国際法を担当。学習院教課授業嘱託も務め、のち憲兵練習所国際法教授、宮内省御用掛を歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福岡秀猪」の解説

福岡秀猪 ふくおか-ひでい

1871-1932 明治-昭和時代前期の法学者。
明治4年9月20日生まれ。福岡孝弟(たかちか)の次男アメリカのカンバーランド大などで法学をおさめ,ヨーロッパにわたり政治学,行政学を研究。明治33年東京外国語学校(現東京外大)教授,学習院教課授業嘱託となる。のち憲兵練習所国際法教授。昭和7年11月27日死去。62歳。高知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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