福島事故でのSPEEDI

共同通信ニュース用語解説 の解説

福島事故での緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)

政府は福島第1原発事故当初、放射性物質の放出量に仮定数値を置き、SPEEDIによって拡散状況をシミュレーションしていたが、内部での検討にとどめ、公表していなかった。当時はSPEEDIの存在自体ほとんど知られていなかった。事故発生から12日後、当時の原子力安全委員会が試算結果を初めて公表。放射性ヨウ素による被ばくが原発の30キロ圏外でも高線量に達するとの結果が出て、被害の広域化が鮮明となった。

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