共同通信ニュース用語解説 「福島第1原発の処理水」の解説
福島第1原発の処理水
東京電力福島第1原発1~3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やす注水のほか地下水、雨水から発生した汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した水。放射性物質トリチウムは除去できず、保管タンクで敷地が圧迫されている。東電はトリチウム濃度が国の基準の40分の1未満になるよう海水で薄めた上で、2023年8月24日に海洋放出を開始した。放出に伴う東電の賠償は今月14日時点で約190件、計約320億円の支払いが決まっている。
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