福輪糖(読み)ふくりんとう

精選版 日本国語大辞典 「福輪糖」の意味・読み・例文・類語

ふくりん‐とう‥タウ【福輪糖】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代安永一七七二‐八一)頃、江戸で流行した菓子一種粟おこしほどの大きさのせんべい胡麻芥子(からし)を入れたもの。
    1. [初出の実例]「福倫糖にはあ良ざ礼ど母、旨(うま)旨いと御評判を希(こいねがふ)而已」(出典:咄本・春袋(1777)序)

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