秀つ手(読み)ほつて

精選版 日本国語大辞典 「秀つ手」の意味・読み・例文・類語

ほ‐つ‐て【秀手・最手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つ」は「の」の意の古い格助詞 )
  2. すぐれたわざ。すぐれた人。上手(じょうず)
    1. [初出の実例]「壱岐(ゆき)海人(あま)の 保都手(ホツて)卜部(うらへ)を かた焼きて」(出典万葉集(8C後)一五・三六九四)
  3. ほて(最手)
    1. [初出の実例]「㝡手(ホツテ)相撲節有之歟」(出典:名目鈔(1457頃)諸公事言説)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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