精選版 日本国語大辞典 「私愛」の意味・読み・例文・類語 し‐あい【私愛】 〘 名詞 〙① かたよって公平でない愛情。偏愛。えこひいき。[初出の実例]「子を愛すといへど、姑息し、義方のおしえをしらず、私愛(シアイ)ふかくして、かへりて子をそこなふ」(出典:和俗童子訓(1710)五)[その他の文献]〔管子‐枢言〕② ひそかに女を愛すること。また、その女。[初出の実例]「私愛礼をみださず、妻妾そのところをうる」(出典:十善法語(1775)五)[その他の文献]〔後漢書‐循吏伝序〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「私愛」の読み・字形・画数・意味 【私愛】しあい えこひいきして愛する。〔新序、雑事第四〕私愛を以て擧を妨ぐるときは、に在る、其の事に堪へず。故に功廢す。字通「私」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by