秋の影(読み)あきのかげ

精選版 日本国語大辞典 「秋の影」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 影(かげ)

  1. 秋の景色。秋の風景
    1. [初出の実例]「もみぢ葉のまなく散りぬる木(こ)もとあきかげこそ残らざりけれ」(出典貫之集(945頃)一)
  2. 秋の月のひかりに照らし出された光景
    1. [初出の実例]「みちもせぬこよひの秋の影よなども中の月にかはらざるらん」(出典:衆妙集(1671)秋)
  3. ( 人の一生四季にたとえて ) 年齢的に衰え始めた容姿
    1. [初出の実例]「見るもうしむかふ鏡の秋の影おとろへまさる霜のよもぎは〈藤原家経〉」(出典:続後拾遺和歌集(1326)雑下・一一六六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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